慶応四年四月
江戸城がなんか大変なことになった後、夜の江戸を二人で見回り。
歴史の話題になって見事に心を閉ざしながらボタンを押し続ける私。
人目もはばからずイチャつき出してさすが個別ルートの7章。
深刻な匂いのする夜の江戸でイチャついてたら不意打ちで不知火登場。
初めてですか近くの立ち絵で現れたのは。
どうやら父ちゃんのことを追ってるみたいで千鶴を問い詰めるものの、
千鶴がそんなもん知ってるわけもないので何も言えず。
むしろ父ちゃん何やってたんですかと質問したら予想以上に話がでかく重くなってきて
雪村家の人間は事態を大事にする能力でも備わってるんですか。
話がでかく血生臭い状況で千鶴思い切り蚊帳の外状態で話続行。
しばらくしたら「魂の在り処」とかスピリチュアルな話になってきて困った。
気に入ってた男のお師匠さんの話題とか出されてもわけがわからず
最終的に江戸が大変ということだけしか残らないのは何故なんだぜ……。
江戸から宇都宮って結構あると思うんですが徒歩ですか徒歩なんですか。
歩いてる最中、やっぱ戻るよ!あたい一人で戻るよ!と言おうとしたら
理由話して二人で江戸に戻ろうとか先回りをされて千鶴の思考駄々漏れ。
何か色々納得出来てはいないみたいでここでまたモメるんだろうなぁと思うわけで。
永倉さんと合流して話題を切り出そうとするも、
凄まじい回避能力で話が後回しになって結局話せない後回しっぷり。
二人揃って近藤さんの夢を見たとか嫌な感じのフラグを立てつつ
再び千鶴が「私のせいで……!」とか考え出してて、良い前振りだなぁと思ったら
酔い潰れてた永倉さんの様子を覗こうとしたら普通に覚醒してて更に思い出話等で駄目出し。
何かを決意した千鶴が永倉さんにお礼を言って向かった先は左之さんのお部屋。
「俺は一人で江戸に戻る、だからお前らは早く会津に行くんだ!」と清々しく言い切ったものの
何かすげぇ怖い目で睨まれたりお前は何を言ってるんだレベルの発言をいただきつつ
決心は変えるつもりのない千鶴に先ほど「口が上手くない」と言ったはずの男が
饒舌に千鶴の決心を揺らがせる言葉のボディブローを叩きこんでいきました。
と思ったら盛大に押し倒されたー!!!!
あああああああオトメイト!
お前、この…オトメイトー!
いやー、びっくりした。
CERO:Cていうからてっきり臓物とか内臓プレイとかそういう展開が待ってると思って
ワクワクしてたらこっち方面でのCERO:Cかオトメイト…!!
まさかあっさりとそのラインを踏み越えると思いませんでした。
さすがにね、乙女ゲやってて内臓プレイとかはさすがにまずいよね。
あまりに動揺したのでエロゲを起動してときめきも甘さもない展開を見て心を落ち着けてきました。
愛も何もない酷いだけのやつをチョイスしたけど本当乙女ゲは怖いな!
作業的に進めるエロゲのがまだ冷静にプレイできるわ!
これだから乙女ゲは怖い。
エロゲにおけるエロシーンなんて最早挨拶じゃないですか。
おはようこんにちはお元気ですかおやすみの代わりにエロシーンじゃないですか。
でも乙女ゲはもうアレじゃない、そこに至るまでの過程が半端ないじゃない。
乙女ゲにおけるそういう展開への耐性がなかったからすげぇ動揺した。
エロゲならどんな突拍子もない展開からエロに持ち込まれても全然笑えるけど乙女ゲは半端なかった。
とりあえずリンゴ食ってきました。
陽光うめぇ。
いやそれにしてもCERO:C半端ねぇ。
そもそも最初に潔く死ねと言った人間とは思えねぇ。
翌朝「理由は言えないけど一緒に行けないから、江戸に戻るから!」って伝えたら永倉さんマジ切れ。
本当申し訳ない本当申し訳ない。
私としては千鶴一人で江戸に戻したい気持ちでいっぱいですが、
ゲームの展開上駄目だったんです選択肢が発生しなかったんです。
コントローラーを握りながら猛烈に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
ガチ勝負後に男の友情を確かめ合いつつ背中を押してくれる永倉さんマジ男前。
本当なんで永倉ルートがないんだろう。
宇都宮から江戸に戻って父ちゃんを待ち伏せしてたら
案の定千鶴が飛び出しかけて左之さんに止められました。
羅刹がわさわさいる中でどんだけ無謀なんですかお前。
どうすべどうすべとあわあわしてたら再び銃声と共に不知火降臨。
5章までの小悪党っぷりはどこへ行ったんだ、
何か微妙に実は良い人ポイントがガスガス加算されてるんですが。
再び政治関連のお話含めて父ちゃんと不知火がガチ喧嘩。
微妙に国外の話が出てきたので心を閉ざさずに済んだんですが、まだロシア帝国時代なんだよなぁ。
どうもこの時代の日本と世界史が噛み合わないので変な感覚です。
交渉決裂して不知火大ピンチになった羅刹に豪快に囲まれるわけですが、
バイオ2のハンクルートでゾンビがみっしり詰まってる部屋を思い出しました。
あれは大変だったなぁ。
撃ってもゾンビ群がってくるし、隙を見せると齧られるし。
左之さんが助けに出ても共食いするわ思い切り父ちゃんの頭のネジが緩んでるわでどうにもならん状況で
千鶴が決意を固めてなんでも斬れる魔法の長ドスで父ちゃんの脇腹に一発ぶちこんだんですが。
なんか誰よりも鬼らしいビジュアルになってはじけておりました。
駄目だコイツ……早く、何とかしないと……!!
もう一撃いれてやろうとした千鶴を庇って左之さんが父ちゃんと戦うことになったんですが。
「親殺しの罪は俺が背負ってやる」というセリフは良かった。
あれは良かった。
とか思ってたら千鶴が夫婦だなんだ言い出して更にびっくりした。
お前何言っちゃってんの。
恋愛回避能力255くらいあると思ったらいきなり千鶴が覚醒しててびっくりした。
お前いきなり何言っちゃってんの。
CERO:Cのラインを踏み出したらそうなるんですか。
父ちゃんがラスボスとは思えないくらいに小物っぷりを発揮してときめきを隠せませんでした。
もう酷い。
RPGで言えばレベル14位で倒す予定のボスクラス。
平助ルートと同じようにオトメイトとは思えない程にわかりやすくあっさりとした戦闘シーンでした。
本当どうしたんだオトメイトは。
何がきっかけで卍解したんだ。
不知火も無事に合流して明らかに敵とは言えないような会話を開始してて
途中まで不知火をブッ殺して左之ルート終了だと思ってたのは嘘のように爽やかな別れでした。
最終的に羅刹の死体や父親の死体がわさわさ放置されてる場所でイチャつきつつ終章へ。
─終章─
数年後に時間がブッ飛んだ挙句、海外に移住しててどんだけ凄い展開なんですか。
地平線がある場所っていうとやっぱりアジアなんかなぁ。
幸せ満喫してます!と言わんばかりの千鶴のモノローグ中
「赤ん坊の泣き声が聞こえてくる」という不穏な一行が。
赤子……だと……?
子供がおるー!!!!!
何が、何が起きたのかわからん。
ポルナレフ呼びたいくらいにわけがわからん。
どうみても幸せ満載家族です、本当に(略
そもそも千鶴が何歳設定なのか微妙にわからないんですが、
髪の毛を普通に結ぶとある程度は落ち着いて見えるんだなぁ…。
会話を聴いている限り左之さんが物凄い親バカっぽくてそういうのちょっと萌えるんでやめていただきたい。
歯も生え揃ってない子供に「男ならビービー泣くんじゃねぇ」とか。
まさかここまで核家族を形成しているとは思いませんでした。
和装になってるならやっぱり中国とかなんかなぁ。
原田左之助まとめ感想
・オトメイトが境界線を簡単に越えてしまった。
・そのCERO:Cを飛び越して来い!
・千鶴の自虐っぷりがいっそ清々しい
・平助ルート同様、千鶴の恋愛回避能力が高過ぎる
・初期から優いけどどう考えても好感度が上がるタイミングが絶対おかしい
・個人的には洋装姿に動揺しすぎた
・今回の被害:カーテン(動揺し過ぎて止め具すらぶっ壊した)
・結局、羅刹になってないんですけどこれで良かったんでしょうか。
・このルートから永倉ルートが分岐しないかと必死に考えたりとかはしていないよしていないよ
CERO:Cのシーンで動揺してとりあえず台所に避難しようとして
足を滑らせ掴まった先がカーテンで豪快にブチブチ止め具をブッ壊しました。
週末にイケヤでカーテン買ってきます。
次は沖田ルート行くんだぜ!!