個別ルートまで長かった……!!
沖田総司4章。
慶応三年十二月。
初っ端の千鶴の独り言ですら既読スキップがききません。
完全に個別ルートです。
オトメイトなのに個別ルート早々スキップなど出来ません。
すごいぞオトメイト、オトメイトなのに凄いぞ。
伏見奉行所で久々に平助に遭遇しました。
本当相変わらずでなによりですヒャッホウ。
山南さんが本当通常状態で何か怖かったり吸血衝動とかは特にないんだぜ!と説明されて
「大丈夫ってことなのかな?今はまだ大丈夫なのかな?」と
千鶴が微妙な日本語の差異について悩んでいたら
再び君が何で悩むの、君関係ないじゃない的な発言をいただきました。
本当欲しい言葉をくれます森久保沖田総司。
「君みたいなお子様は早く寝ろって言ってるの」
さっきから大盤振る舞いですありがとうございます。
厳しい言葉大歓迎だぜヒャッホウ!
森久保がとてもよい仕事をしています流石です森久保。
お手伝い頑張れば邪魔にはされないから頑張る千鶴が非常に涙ぐましいです。
でも千鶴なのできっと頑張れば頑張る程ダメな方向に転がるのは目に見えているのです。
二日後、近藤さんが狙撃されて新撰組おおわらわ。
大騒ぎしてたから沖田さんが現れて近藤さんが狙撃したのを知ってマジギレ。
なんというかこんな激昂するの見るの初めてなくらいお怒りのご様子。
目が怖いでござる目が怖いでござる。
すげぇ勢いで土方さんを非難しまくってて何故か私が申し訳ない気持でいっぱいになって軽く落ち込む。
夜になって昼間ブチ切れたことなんて嘘みたいに色々世間話とかしてたわけですが。
凄く言い訳くさい事を言われて千鶴が待ちぼうけしてたら案の定、沖田さん一時的行方不明。
慌てて捜しに出たら「暴れ牛だ暴れ牛が出たぞー!」的な扱いを受ける沖田さんを発見。
「沖田だー!新撰組の沖田が出たぞー!」とか言われてた。
沖田さん、倒幕派の人激惨殺中。
沖田さんが返り血にまみれてる中、前に立ちふさがりつつガン飛ばしながら根性で止める千鶴。
知識無しで見ると「ヒロインが敵に捕まって殺される直前のスチルだよね?」なスチルですが
このときの沖田さんと千鶴の目線で考えると身長差が結構凄いことになると思うんだぜ……。
だって私と22センチ離れてる人との目線より離れてる気がするしさー。
早く身長とか千鶴の年齢とか設定がわかりますように……!!
まぁそれは置いておくとしても殺伐としたスチルが表示されて微妙に殺されそうな気配満載で進む会話。
そして選択肢が現れるわけですが、まぁ多分これはこっちだろうという方を選んではみたんですが。
森久保の口調がもう今にも千鶴を殺してしまいそうな気配な上に
立ち絵で豪快にメンチきられてシリアスめいた展開なのに私の動揺を誘うセリフ到来。
「……君が何を言ってるのか、よくわからないよ」
誰かー!!
誰か石田呼んできてー!!
「遺言だよ。…さぁ、僕を消してくれ、そうしなければ君達が消えることになる」
まさか森久保声でこのセリフがくるとは思いませんでした。
最後のシ者は誰なんですか、薄桜鬼の最後のシ者は誰なんですか。
ヒナが2回あるっていうから残り一回を聞き逃さないように頑張ろうと思います。
エヴァオタって見境がなくて怖いわねー。
ねー。
しかも千鶴のくせに結構必死に色々言葉を選んで沖田さんを説得をしてたわけです。
普通こういうヒロインが熱弁を揮って男を説得するという場面は
ゲームでも漫画でもアニメでも大概その言葉が胸を突いて
好感度が上がりつつ心の距離が縮まっておめでとうよかったね☆って
そういうわかりやすい展開になると思うわけじゃないですか。
すんげぇ殺意満載の眼で睨まれ敵意剥き出しの声で
「生意気なこと言うと本当に殺すよ」って言われました。
なるほど、侍の国ですね。
これ普通に乙女ゲーを期待して買った人は怒らないんだろうかと心配になる程の殺伐っぷり。
私は大喜びなわけなんですけど。
そんなブッ殺し宣言をくらった千鶴も千鶴で殺される覚悟だけはバッチリ出来ているらしく
「ここを通りたくば、俺の屍を越えてゆけ!!」的発言が飛び出てきました。
好感度が上がりました。
この流れを絵で説明するとこんな感じ。
「もう……つっこめ、ません……」
多分、薄桜鬼未プレイでこれ読んでる人は全然わかんないんだろうけど
私も全然わかんないからしょうがないのです本当不思議だったんです。
この一連のやり取りにどれだけのツッコミどころが埋もれているのか常人の私には考え付きません。
そして良く考えたら周辺はさっきぶった斬った死体だらけなんじゃないんですか。
そんな中で上記のやり取りですよ。
本当どこから突っ込んでいいかわかんないわけですよ。
そもそもどういう状況で好感度が上がるか本当によくわからないゲームなのですよ。
オトメイトなので殺伐重視、恋愛はおまけ程度なのは重々承知しているわけですが
ここまで好感度の上がるポイントが不思議だとは思いませんでした。
千鶴は本当色々な場所で自分の命を簡単に危険に晒しすぎだと思うんだぜ。
本当いつか「いのちをたいせつにしないやつはきらいだー」とかテルーに怒られても仕方ない気がする。
(;沖Д田)<……君って本当、変な子だよね
(*千∀鶴)oO(ほめられてるのかな?
ポジティブすぎやしないかその発想は。
でも周囲は死体祭。
なんだかんだで斉藤さんや左之さんが迎えにきてくれて戻ったらお父さんに怒られました。
ギスギスした会話がありつつもやはり駄々漏れな甘やかし方はしてくれるようです。
近藤さんが大阪で養生することになって他のルートだと沖田さんも病状が進行して一緒に行くんだけど
今回は羅刹なので元気いっぱいで人殺りまくりエブリデイです。
当然のように沖田さんの中では比重が近藤さん>>>>(嘆きの壁)>>>>>千鶴なので
行動理念が近藤さんと近藤さんが守る新撰組のために!という状況なので
その近藤さんが撃たれてブチキレるのは仕方のない事なのだと思われるます。
その次の夜の見回りで近藤さんの体調を心配しつつ軽く世間話をしてたら
銃声を聴いた瞬間、パブロフの犬のようにかけ出す沖田さん。
全然薄桜鬼には関係ないけどパブロフの計測の仕方は酷いと思うんだ。
唾液の計測するにしたって犬のほっぺに管を通すとか酷いと思うんだ。
ロシア様おっかねぇ。
沖田さんを追いかけようとする平助を山南さんが止めたわけですが、案の定普通に追っかけて行く千鶴。
相変わらず怖いもの知らずです。
そして沖田さんを追って行った矢先に登場するのは耳毛がチャームポイントな兄、南雲薫。
千鶴の事は反吐が出るほどお嫌いな様子で、すんげぇ嫌そうな口調で喋られます。
まぁ嫌いな奴って何しても大概イラつくよね。
沖田さんは沖田さんで薫の登場に驚いてる千鶴なんか気にすることもなく近藤さんを撃った犯人っていうのはお前じゃねぇかむしろ犯人だろ犯人だって言えよこの犯人が!「真犯人はこの中にいる……。この事件の犯人、放課後の魔術師はあんただ!南雲薫!」レベルに決めつけたら本当に薫が近藤さん狙撃の黒幕でびっくりした。
犬猿の中と言う言葉が可愛く思えるくらい猛烈に毒々しい会話を繰り広げている二人が恐ろしいです。
平助と風間とか超仲良しに見えるくらいの仲の悪さ。
まぁこれも普通に薫の罠であっさりと囲まれて狙撃されるような状況に陥るわけですが。
弱いモノを狙ったほうが後に楽になるよね!と間違ってないアドバイスを受け
とても素直に千鶴目掛けて銃弾をぶちかます倒幕派の皆さん。
ところでなんで薫の言うこと聴いてるんでしょうか。
弱味でも握られてるんですか。
そして何故か沖田さんに思い切り庇われました。
え、なんで庇うの、見捨てればいいじゃない、だって千鶴なんだから庇わなくてもいいじゃない!
二枚連続で血まみれスチル発動。
弱々しいって表現されてるけどどちらかと言えば初めて優しい声色で声をかけられた気がするんだぜ……。
さすが個別ルート。
まぁでもやっぱり千鶴のせいで被弾してるよね。
さすが千鶴。
呼吸をするように災いを呼ぶ女。
薫は薫でこれを見越して千鶴を狙わせたようですが簡単には殺さないつもりのようです。
ネチネチネチネチといたぶって千鶴を絶望と共に散らせたい様子。
正直、こういうキャラは全然嫌いじゃないわけですが千鶴の双子の兄だというのが惜しい。
これが千鶴の双子の弟だったら色々炸裂してたのに。
でも薫は「子猫の死体を片手に君の部屋に向かう僕は変質者」なキャラだと信じているので今後の炸裂っぷりを期待。
被弾してぶっ倒れた沖田さんを奉行所に運んだはいいのですが
再生能力が半端ない羅刹と言えどもどうやら銃弾は貫通しないといけないらしく
体内に残ってるのがよくないらしいことを山南さんが説明してくれて非常にやべぇ状況のようです。
なんか超やべぇので結局沖田さんも養生のため大阪へ行くことになったので
千鶴も一緒に行く事を熱烈希望したら土方お父さんがOKを出してくれました。
しかも護衛に山崎さんまでつけてくれました。
やっほうありがとうございます山崎さんGOGOGOG。
なんかもう土方さんがすんげぇ勢いで千鶴以外にはダダ漏れのわかりやすさで
甘やかしてるようにしか見えないんですけど土方さんは何か悪い物でも食ったんですか。
沖田さんの二軍キャンプ行きが決定して4章終了。
なんか沖田ルート、かなり短い気がするんだぜ……!!