最初に好感度上がったんで一周目は藤堂平助ルートで頑張ってみる。
数少ない選択肢を選んでも桜が舞い散らず好感度が上がらないという不可思議な仕様なので
「初回プレイはクイックロードと巻き戻し機能不使用縛りプレイかなー」と思っていたのを即効で改めました。
だって無理。
普通の乙女ゲならまだ平気かもしれないけどオトメイトは選択肢が
どこで誰に繋がってるか全然わからん上に私の鬼門とも言える日本史、幕末。
WWⅠまで行けばまだ人並みレベルになるんだけど明治維新以前は本当酷い。
数少ない選択肢を選んでも桜が舞い散らず好感度が上がらないという不可思議な仕様なので
「初回プレイはクイックロードと巻き戻し機能不使用縛りプレイかなー」と思っていたのを即効で改めました。
だって無理。
普通の乙女ゲならまだ平気かもしれないけどオトメイトは選択肢が
どこで誰に繋がってるか全然わからん上に私の鬼門とも言える日本史、幕末。
WWⅠまで行けばまだ人並みレベルになるんだけど明治維新以前は本当酷い。
「今日はどうしようかな?」とアンジェリークのような勢いで選択肢発生。
1:大人しく現場待機
2:誰かに頼む
3:屯所検索
平助が出てきそうなルート、と考えて「部屋にいれば遊びに来てくれるかもしれない!」と
珍しく推理して選択してみたら甘い物を持って近藤さん、襲来。
相変わらず良い人です、良い人です、好きです。
でも数少ない選択肢を誤るわけにはいかないので禁じ手とした巻き戻し機能で選択肢まで戻って再度選択し直し。
「……誰かに頼むならば、最初からベラベラと色々な事を喋りすぎて状況を悪いほう悪いほうへと
千鶴を追い込んでちょっと気さくな態度の平助に頼むかもしれない!」
と推理したら、理由をつけて千鶴をブッ殺したい沖田さんと「俺が死んでも代わりはいるもの」斉藤さん登場。
見事なまでの外しっぷりに一抹の不安を覚える私。
消去法で屯所探索という一番死の匂いがしそうな選択をして
屯所の中をうろうろしていたらどっかに出かける様子の新八さんと原田さんを発見。
父ちゃん捜しもしたいから一緒に連れてってください言ったら島原に行くとか言われて、
出てきたのが天草四郎で混乱して覚書見たら遊郭らしくてそりゃ女子は楽しくないと思うよね。
前にフィリピンパブ連れてかれた時は結構楽しかったんですがNGらしいです。
フィリピンのお姉ちゃんに「英語はきっと役に立つから絶対に勉強しなきゃ駄目!」とお説教されました。
遊郭=パンチの効いたキャバだと勝手に思うことにします。
そんで女子に向かってキャバに行くとか言うなと言う新八さんに対して
嘘吐けないしキャバとか別に全然やましくないしと開き直る無駄に雄々しい原田さん。
二人に対して千鶴の昼間からキャバですか的ツッコミに
「夜だと危ないから昼間から遊びに行っても問題なくね?!」と悟らなくてもいい悟りを開いた新八さんの主張。
明らかに何かおかしい気がするのに納得したような気になってる辺り、多分千鶴の頭もあまりよろしくない様子です。
ありです。
そしてようやく今回のターゲットに遭遇。
貴様もキャバに赴くのですかそうですか。
「藤堂さん」て呼ばれたら他人行儀だから「平助」と呼べと「苗字呼びから名前呼びへ変化」という
乙女ゲーに於いて好感度が上がると発生するイベントがナチュラルに発動。
大体ゲーム中盤に発生するようなイベントなのに一章の初期に発生するとは藤堂平助…恐ろしい子……!!
「藤堂さん」から「平助くん」にクラスチェンジ。
開始から数時間、初めて乙女ゲームになりました。
そう言えばこれは乙女ゲーム。
選択肢を選ぶときにいつも「この選択肢は死なないかな」とか
不安になってばかりいたけど乙女ゲはそんな心配しなくていいんだよね!
とりあえずウフウフした微笑ましい流れになって、初めてホッとした気持ちになる。
そんな中「でも結局キャバ行くんでしょ」と空気を読まない千鶴のツッコミ。
そこは流してあげて!そこは流してあげてー!!
どうやら平助は成人男性の様子。
いやいやいやいやいやいやいやいやいや。
16歳くらいじゃない、見た目。
なんか「俺さー最近ジャンプとかつまんねぇからあんま読んでねぇんだよな」とか言って
ヤンマガ読んでみたら袋とじのアグレッシブさと下ネタ+暴力描写にドン引きしてそうじゃん。
エロ系の漫画で躊躇いもなくガチ全裸が載ってて「え、ちょ、え、だって乳首描いてあ、ええええ?!」とか。
そんな駄目妄想は置いておくとして原田さんから「女の格好してくれりゃいいんだけど」とか
好意的というかオトメイトのくせに暴言でないからかい言葉がが飛んできて
あわあわしてたら平助から「俺も絶対可愛いと思う!問題が片付いたら振袖を着てみせろ!」という
破壊力のある言葉が飛んできて普段のオトメイトとは違う乙女ゲーみたいな展開に本当にびっくりしました。
だってこんなゲーム初期に好意的な発言をもらった覚えがあまりない。
平助は明らかに千鶴に好感触なんですがこれは乙女ゲーのようなお話になるんですか。
ヒィもう勘弁してください。
そういう言葉は後半言ってください。
しばらくは馬鹿だの頭が悪いだのガサツだのお前が頑張っても疲れるだけだとか
属性Mにはありがたい言われるだけだと思ってたら間違いだった。
もしかして本当にオトメイトが乙女ゲーを作ったんでしょうか。
私は夢を見てるんじゃないでしょうか。
原田さんが土産を買ってきてくれるとか優しい事を言ってくれたけど、
攻略対象であるキャラからこんな初期から優しい言葉をかけてもらう事に
本気で違和感を感じてしまうんですがこれはオトメイトの呪いですか。
でも買ってきてくれる土産は食べ物限定。
千鶴も疑問を抱きつつ素直に何を食べたいか考え始めてとてもお可愛いらしい。
千鶴脳が弾き出した食べたい物:>みかん
現代の感覚と幕末の感覚は違うんだとは思うのですが、
高価じゃなくて本当に食べたいものでお土産として成立するものを選んだのかなと考えちゃって
千鶴可愛いなぁ可愛いなぁいっぱい食べていっぱい大きくなりなね…!!と床を転がりたい気持ちです。
平助も外出許可出たら外連れてってやるから!とかやっぱり優しい言葉がぶつけられてもうなんだこれ。
そしてお見送りしてたら心オアシス、井上さん降臨。
好きです。
よくわかんないけど好きです。
井上さんには真実を言えないらしく激バレバレな言い訳をする平助。
よろしいです、そのたどたどしい口調がとてもよろしいです。
なのに新八さんが更に嘘くさいセリフで同意してしまってもう皆で嘘吐いてるのがバレバレです。
そんな嘘に気付かず、素振りの稽古に付き合おうとする井上さん。
好きです。
まさかの展開に愕然として絶望に打ちひしがれる三人に「ご愁傷さまです?」とあまり慰めになってない慰めをする千鶴。
千鶴の言葉に心が篭ってなくて良いです。
自分で言い出した素振りから逃れるために
「あ!俺そう言えば千鶴を屯所の中を案内してやる予定があるんだった!やっべぇ超忘れてたマジやっべぇ!」
と先ほど以上に豪快な嘘を垂れ流す平助。
凄く……苦しいです。
ですが新入りに活動拠点となる場所の案内をするというのは学園モノでは王道中の王道。
珍しく乙女ゲーのような展開です。
凄いぞオトメイトやれば出来るんじゃんオトメイト。
激上から目線。
否定することも出来ず「捨てられる寸前の子犬」と形容されるくらいに必死な平助の言葉にたどたどしく同意する千鶴。
人の頼みを断れない辺り、将来千鶴は開運のツボとか幸せになる印鑑とか30万円の布団とか買ってしまいそうで怖い。
それにしても立ち絵が結構な頻度で変わるんですが今回バリエーションが凄く多い気がする。
まだ全然初期の段階ですけども。
凄いなぁ。
新八さんが文句をつけようとしたとき、原田さんが合流を申し出てまさかの裏切り行為。
裏切ったな!僕の気持ちを裏切っ
見事、井上さんと素振りをすることになった新八さんを躊躇いもなく置いて玄関から逃亡する三人。
とりあえずお前らが仲良しだと言う事はよくわかりました。
こういうキャラ同士のかけあいを書くのは本当上手いなと思うわけで。
それは緋色でもウィルでも変わりはないので、特徴の一つでもあるのかなぁ。
夕方、千鶴が引きこもりである自分に疑問を抱いて
物思いに耽りつつ状況によっては殺されてしまうかもしれないと妙に冷静な事をかんがえる引きこもり。
「きっと根は良い人たちなんだよね」と呟いた瞬間、
背後から「お前よく騙されやすい性格って言われるだろ」と
いつから聞いていたんだかわからない事を言いつつ沖田さん出現。
相変わらずでけぇ。
画面いっぱいいっぱいに表示される沖田さん。
本当でけぇ。
独り言を猛烈に聞かれたことに千鶴ショック。
ショックを受けてる最中に斉藤さんが降臨してやっぱり独り言を聞かれていたことが判明して千鶴更にショック。
どうやら夕飯の準備が出来たらしいけど本当千鶴何もしてねぇ。
家事手伝いという肩書きすら名乗れない千鶴頑張れ千鶴。
系統的にボケ三人組で喋っていたら平助が走って現れて
「お前ら何楽しそうに喋ってんの」とあまり現状を良く見てない発言を繰り出してきた。
なんかよくわからんけど平助が早く飯を食いたい事だけは伝わりました。
やっぱり飯が遅れた事にやんわり文句を言われつつ新八さんから
「この俺の腹の高鳴りをどうしてくれるんだ」と
意味としては間違ってるけど通じないわけじゃないから間違ってるとも言えないセリフ。
ありです。
ところで平助の「新八っつぁん」という呼び方が可愛らしいです。
夕飯の図としてスチルが発生。
平助・新八・千鶴・原田という並び順だけど、パッと見新八さんの大盛り飯が
千鶴の飯に見えてどんだけ食う気だこの子!とびっくりしました。
ですよねー。
そんな食わないですよねー。
「隣の晩御飯、突撃だ!」はデカいしゃもじを持った人の意味合いでしょうか。
美味しいなぁ。
この人美味しいなぁ。
本当、なんで攻略対象じゃないんだろう永倉新八。
ところでさっきから平助がやたらツボにつくセリフを連発してくれるんですが困ります。
喋り方が少年ぽくてやたら可愛いんですが最初あんまり声が微妙かなと思ってごめんなさい
吉野さんは非常にハマってると思います。
相変わらずキャスティングは妙に上手い。
千鶴に騒がしくて激申し訳ないと謝罪する原田さんに、さりげなくおかずをかっぱらう斉藤さんに、
腹いっぱい食うと馬鹿になるからと直球の嫌味を垂れる沖田さん。
そして「タダ飯でも気にしないでいっぱい食べるんだよ」と千鶴に嫌味を言うことも忘れない沖田さん。
やはり殺し損ねたからチクチクと千鶴をからかう事で心を癒しているんでしょうか。
集団で騒ぎながら食べるご飯の美味しさに千鶴がウフウフしてると「最初からそうやって笑ってろ」と
結構無茶な事を言われて実は新撰組のみなさんが色々自分に対して気を使ってくれていたことに気付く千鶴。
申し訳ない気持ちと嬉しい気持ちが湧きあがってきて更にウフウフしてたら井上さん降臨。
テレビの前でウフウフし出す私。
好きです。
そんなアホな事を考えていると、どうやら大阪で山南さんが重症を負ったという知らせで再び不穏なBGMに。
山南さんは命に別状はないけど左腕が使えないらしくてどう考えても死活問題。
武士なのに刀が震えない山南さんの状況に一気に深刻になる夕飯時。
なんか沖田さんが薬がどうとかこうとか言い出したら
「幹部が【新撰組】入りしてどうするんだ」と明らかに何か謎がありますよ的なセリフが飛び出てきました。
わぁ猛烈に聞いちゃいけなさそう。
新選組と新撰組でなんか違うぽくて、説明しかけた平助にワンパンを入れる原田さん。
「ああっと!藤堂くん、吹っ飛んだー!!」とアナウンスが入るくらい吹っ飛んだような雰囲気。
突然のバイオレンスな状況についていけない千鶴。
やっぱり迂闊に千鶴に説明しちゃならんようなことらしく
前回に引き続き平助が口を滑らせかけたのでグーを入れたぽい。
話を聞く限り原田さんも導火線短いぽい。
というか新八さんが「君に聞かせられるぎりぎりのところだ」って言ってるけど、
どう考えても問答無用で聞かせられてる感じがしてしまうんだぜ……!!
不服そうな千鶴に対してやはり沖田さんが威圧するような姿勢を取ってきてビビる千鶴。
この冷たい扱いに「酷い!」と思わず何か安心してしまういつもの悪い癖。
千鶴も千鶴で新選組の仲間ではなくお客さまだと思い知ってぐるぐると思い悩んでいてとてもよろしいです。
言い方は悪いけど身の程をちゃんと弁えてて淋しいけど自分のやる事を頑張らなきゃと思う様はとてもよろしいです。
そして一晩寝たら元治元年六月まで吹っ飛んだので今日はここまでで終了。
いきなり半年以上時間が経過して吹いた。
ようするに千鶴は半年以上引きこもり……?
何その夢のような生活。
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