慶応四年八月
なんとか仙台に侵入したら、そこはラクーンシティでした。
頑張れ仙台の人。
夜中になると仙台が見事にバイオハザード状態。
ここの街に牛タンも笹かまもずんだもちもない。
個人的にはベロかまが好きです。
山南さんが操る羅刹兵がうろついてる街中を暢気に二人で歩いてていいんですかお前ら。
隠れもせず普通におしゃべりしながら歩いてたら案の定後ろに羅刹兵がいました。
気付こう。
そこら辺は気付いていこう。
わらわら集まってきた羅刹兵から逃げ出そうぜヒャッハァ!ってしたらいつもの発作。
いつもながら死と隣り合わせだなぁ。
空き家を見つけ飛び込んだのはいいですが、この部屋ちょっと珠紀の部屋に似てる気がするんだぜ…。
そして再び三択。
さっき血を与えても別に何も起こらないので「血を与える」をチョイス。
好感度最高値、羅刹度最低値という前にやった心理検査と似たような状態になってました。
私の場合は抑鬱気質最高値、社会適合性最低値でしたがね!ガハハハ!!!
そんなクズのような話題はおいておくとして。
発作がおさまったと思ったら
「何を……平助君、君が何を言ってるかわかんないよ!」
「……遺言だよ」
的な会話をしてて心臓に悪い。
死ぬのかなぁまた死ぬのかなぁとハラハラしてたらそんな事もなく普通にイチャついていました。
しかも無意識じゃなくてばっちりお互い意識してね!!
乙女ゲー!乙女ゲー!よかったこれは乙女ゲーだ!
前々から無意識にイチャついておりましたが7章になってようやく自覚したよ!
千鶴も千鶴で「私そんなこと言われると調子こくよ?超調子にのるよ?」とわざと言ってんのかお前、と
ツッコミたくなるような事を言いつつ更にその発言を逆手にとって平助が色々喋り出して私が動揺しました。
そして出現するキスシーン。
いちいち千鶴による実況中継が入るのでやたら恥ずかしいです。
ヒャッホウ!というよりは「長かったなぁ……」と変に感慨深く感じるのは何故なんだぜ……。
仙台城に辿り着いて見張りがいるのでどうすべかと相談したところ
(;千∀鶴)<まさか……正面突破はしないよね?」
( ♯平д助)<馬鹿、お前俺だって超考えてるっつーの、マジ色々考えてるっつーの」
(*千∀鶴)<だよねー」
(*平∀助)<じゃあ表から入ったほうが人少なさそうだし正面から行こうぜ」
(;千д鶴)< な、なんだってー!!
と予想以上に直球な会話を繰り広げていたら、山南さんが普通に現れました。
お前、悪い人なんだから城のてっぺんでヒャハハハハ笑いながら待機してるのがセオリーじゃない!
山南さんの声が穏やかなので言ってる事がアレでも全然怖くないので安心。
平助も平助でサラリと恥ずかしい事を垂れながら普通に山南さんと会話を始めて困った。
飛田さんが相変わらずお上手で気付くと悪い山南さん声になってるから怖いんだぜ…!
悪い山南さんになったと思ったら矛先が千鶴に向いて強ち外れてはいない怒りをぶつけてきました。
間違っちゃいない。
軽くチャンバラした後、山南さんが用事を思い出して早退したので
再びどうやって中に入ろうかーとのんびりしていたら君菊さん登場。
待ってました君菊さん。
城内への抜け道まで用意してくれて君菊さん最高です好きです君菊さん。
抜け道の中で毒霧流されるとか出口で君菊さん殺されるとか
なんないかなと心配してたら何事もなく城内へ侵入できました。
そしたら既に城内に風間先生が侵入してたみたいで普通に羅刹ぶった切ってました。
どうやら先ほどの正面から入ろうぜ!的な会話を聴かれたみたいで相変わらず会話が仲良し喧嘩。
本当お前ら仲良いって認めちまえよ。
山南さんのとこに辿り着いたはいいものの相変わらず卍解しっぱなしで困る。
みんな好き勝手山南さんに文句を言ってて笑った。
悪役全開。
平助の「血を吸うにしても生涯ただ一人だけでいい」という直球なセリフがあるから
シナリオ上は一回は血を与えるを選ばないと駄目なんだなー。
納得した。
スチル分岐だけだと思ったら色々考えてることにびっくりした。
本当どうしたのオトメイト。
そして本当に悪そうな声で喋る山南さんVS平助+風間の人外バトル勃発。
と思ったら即効で風間先生、お千ちゃんにやられて離脱。
お前何やってんのー!!
鬼になって風間先生に重症を与えたり君菊さんと千鶴の呼びかけで正気を取り戻しかけるお千ちゃん。
いいヒロインぷりです、明らかにヒロイン扱いです。
迷う千鶴の背中を押してやる平助が見事に良い男です。
男前はいい。
千鶴が説得しようとしたところ、山南さんの号令でお千ちゃんが突撃してきて
「ああ、ここで千鶴も鬼の血が覚醒したりすんのかな」とか思ってたら君菊さん刺されたー!!!!!!
え、ちょ君菊さーーーーん!!!!!
死にそうな声でお千ちゃんの友達は千鶴が初めてです、と見事にせつねぇセリフをいただきました。
お互い友達がいなかったのか。
正気を取り戻したお千ちゃんに「こんなはずでは……」と悪役真っ盛りなセリフを吐く山南さん。
いけない、それは敗北フラグです。
そんなぶっ倒れたまま山南さんに皮肉を言う先生を想像して非常に笑えるのはしょうがないです。
あくまで偉そう。
この期に及んで「お千ちゃん駄目でも千鶴いるじゃん、千鶴でもいいじゃん」と
何かヒロインとして間違ってるような扱いを受けてる千鶴が可哀想で萌える。
不遇な扱いであってこそ千鶴。
本当は死んでたもの同士で決着つけようとする男前平助。
ノロけてたら胸を刺されて平助が軽く死にました。
平助ー!
調子にのって悪い顔をした山南さんが千鶴さえもブッ殺そうとした時に平助も覚醒。
反撃して見事に山南さんを倒しました。
凄い、戦闘シーンが短い。
長くないし余計な描写も入ってないし効果音もでかくないしどうしたのオトメイト。
本当どうしたんですか。
この驚きは無印緋色をやった人にしかわからない。
最期の最期で山南さんがちょっと良い人になってお亡くなりになりました。
お千ちゃんも無事だし、相変わらず平助と先生は仲良し喧嘩してるしとても良い感じです。
でも平助の寿命については全然解決してねぇという事実に思い当たり
どうしようかねぇと話してたら風間先生が最後に良い人っぷりを発揮しました。
9.9割ツンで0.1割デレです。
このくらいで良い。
むしろ8割ツンで2割ギレでいいです。
ツンギレが理想。
デレるなキレろ。
平助が感謝したら「悪いが良く聞こえなかった、もう一度言え」とか
先生が言い出して本当お前ら実は仲良いだろ。
仲良し喧嘩をしてる二人を横目にお千ちゃんとウフウフする千鶴。
お互い友達いねぇもんな。
と思ったら終章になったー!!
終わったーー!!!
あれ?!
7章?!
8章は?!
7章で終わり?!
八章がなく終章で土方さんに新撰組抜けて千鶴の故郷行くよ!って説明してあっさり脱退。
土方さんのセリフはおろか立ち絵もありません。
おおおおおおおおお。
千鶴の故郷に帰ってのんびり過ごしてたら良い具合に体調が戻ってきた様子です。
イチャつくのはかまわないんですが、声のトーンが本編よりも穏やかになってて困る恥ずかしい困る。
ここまできて山南さんが平助ルートのラスボスだったと言うことに気付いたのは秘密ォンディー。
クリアして画像を見たら結構穴だらけだったので
残ってたセーブから再開して初っ端から躊躇いもなく血を与えてみました。
鬼の血が発作に有効だってどこで言ってたのか激定かじゃないですが、
とりあえず千鶴が腕をサックリ斬って平助に差し出してました。
守られるだけじゃ嫌なんじゃぜー!わしも役に立ちたいのじゃよ……!というような会話をして普通に終了。
既読スキップですっ飛ばしてCGゲッツ。
ヨネさんの描く手のひらが好きなのでウフウフしました。
イイヨネーイイヨネー。
ガンガン血を与えてたら普通に羅刹度が下がりまくりなので最初から選んでおけば良かった。
そしてスキップして再度血を与えたら洋装バージョンのCG発生ヒャッホウ。
とりあえず選択肢をメモに控えて色々パターンやってたら上手い事集め終わりました。
一周目お疲れさま記念に「はらり」の着うた作ってました。
サビが20秒以内なので非常にあっさり作れました。
いける。
もうちょっと携帯の再生可能時間が伸びれば綺麗に作れるんだけどなー。
150kb以内はきつすぎるんだぜ……。
藤堂平助・感想
・最初から好感触な平助に比べどんな平助の好意的発言も大暴投で投げ返す千鶴半端ねぇ。
・山南さんやら土方さんやら何故か怒られそうな人の前でイチャつくのはデフォですか。
・「馬鹿!」の言い方がとてもよろしいです非常によろしいです
・洋装になってからはほぼ二人の世界
・仙台に行ってから千鶴ほぼお飾りだったとか言えない言えやしない
・風間先生とのトムジェリ喧嘩がとても微笑ましいものでした
・EDでの平助の落ち着きはどうしたことだ
・何かいきなり精神年齢ぶっちぎった気がするんですが